健康になりたい

40代で喘息と好酸球性副鼻腔炎になりました。入院日記や健康ネタなどを書いています。

喘息、好酸球性副鼻腔炎、アレルギー持ち

インドでの入院準備

インド人上司に勧められ、よくわからないままインドでアーユルヴェーダ(インドの伝承医学)の病院に入院したのは、もう3年前のこと。
出発前々日にインドで過去最高気温を記録したというニュースが流れて、心配した友人からインド行きを止められたのも、今となっては懐かしい思い出です。

 当時通院していた呼吸器科の先生も、インド行きには反対していました。
(今は別の病院に通院しています。私がインドに行ったのが原因ではないです)
衛生環境や治安が日本に比べ良くないこと、PM2.5を含め空気が悪いこと、そもそも病人で具合が悪いのに海外で喘息発作を起こしたらどうする…などなど。
でも最終的には「何だかおもしろそうだねえ」と、帰国後すぐに検査を受けることを条件にOKをを出してもらえました。

急に決まった入院なので、急いで準備です。
万が一喘息発作を起こした時のため、英語の診断書を作成してもらいました。
通常の診断書の2倍の費用がかかったのですが、結局入院先で一回も見せることはありませんでした。

病院からの問診票(健康状態や病歴、食生活や生活習慣など)を、事前に記入してメールで送りました。英語だったので、作成に時間がかかった記憶があります。

あとはネットでビザの申請をして、ガイドブックを購入しました。
出発1週間前まで病院名がわからず、南インドケララ州にあることだけわかっていたので、「地球の歩き方 南インド」と「旅の指さし会話帳インド(ヒンディー語)」を購入しました。
ところがネットで調べると、ケララ州の公用語マラヤーラム語なんだとか。(今までの私の人生で聞いたことがない言語。何それ?状態)インドは広いので、州によって公用語が違うそうです。当時はマラヤーラム語の本や翻訳アプリが見つかりませんでした。インド人上司に「私マラヤーラム語が話せません」と言うと、「英語ができれば問題ないよ」とのこと。私、英語も話せないんですけど…。とりあえず家にあった英会話の本と電子辞書も、スーツケースに入れました。あとはスマホの英語翻訳アプリでなんとかするしかない。

旅の指さし会話帳22 インド(ヒンディー語) (旅の指さし会話帳シリーズ)

旅の指さし会話帳22 インド(ヒンディー語) (旅の指さし会話帳シリーズ)

あとはネットでケララ州の情報収集です。
このwebサイトがとても参考になりました。

go-kerala.net

ケララは「椰子の国」という意味で、椰子が多く自然も豊か、アーユルヴェーダ発祥の地と言われ、欧米では人気の観光地なのだそうです。
ケララ州のある南インドのカレーは、スパイスやココナッツミルクを多用し、油が少ないのであっさりしていて、日本人にも食べやすいのだとか。
綺麗なビーチや寺院、世界遺産など見所も沢山あって、シュノーケルと寺院巡りとエスニック料理が好きな私にとっては最高の観光地です。
…でも病院の外には出られないし、食事も病院食ですけどね。泣

荷物の準備はすぐにできたけれど、不在の間の仕事の調整や引き継ぎが一番大変だったな。入院が決まった10日前から出発前日までのバタバタ具合は、倒れそうなぐらいきつかったです。笑