健康になりたい

40代で喘息と好酸球性副鼻腔炎になりました。入院日記や健康ネタなどを書いています。

喘息、好酸球性副鼻腔炎、アレルギー持ち

アーユルヴェーダ病院の施設

インドでの入院中は病院の外への外出禁止を言い渡され、部屋での回診があり食事も部屋で食べるので、オイルマッサージ以外で病室の外へ出る用事がありませんでした。でも自由時間はそこそこあるので、毎日病院の敷地内を歩き回っていました。

病院の案内図

病院の案内図はこんな感じ

池もあり散歩ができるガーデン、病院の治療薬で使用する薬草を栽培しているハーブガーデン(退院の日に見学させてもらう予定でしたが、残念ながら時間がなく行けませんでした)などもあり広々としています。

ガーデン

病院とは思えない、広くて綺麗なガーデン

病院にはいくつか病棟があり、私が入院したのは最近建てられた病棟で、この病棟で入院しているのはインド国内ではなく海外から来た人が多かったです。(アメリカや中東、シンガポールなど)
私の部屋は2ベッドルームでしたが、他の病棟には家族4〜5人で宿泊できる部屋、キッチン付きの部屋、12人の相部屋などもあります。長期入院が基本らしく、配偶者や子供と一緒に入院する人が多いそうです。
私の病棟は食事は用意してくれて部屋まで運んでくれましたが、他の病棟では食堂で食べるか自分で作って食べるそうです。簡易コンロで自炊している人も見かけました。

病棟

黄色やピンクの病棟たち

小さいですが病院内に売店があり、石鹸や歯磨き粉などの日用品、ミネラルウォーターやお菓子、調味料や即席ラーメンなどの食料品を売っていました。

売店

売店では飴が1個1ルピーで売っていました

トラベルデスクがあり、私は米ドルからの両替しかしませんでしたが、日本円からルピーへの両替も可能だそうです。10時から16時までが営業時間です。

トラベルデスク

いつ行っても無人のことが多いトラベルデスク

トラベルデスク隣のスペースには写真が飾ってあり、右端の人は病院のwebサイトにも掲載されていたので、きっと偉い人なのでしょう。

肖像画

調べたところ、右端の人は病院の創設者だそうです

図書室があり、入院患者は無料で本を借りることができます。日曜日以外の8時から17時まで開いています。ヒンディー語ケララ州の公用語であるマラヤーラム語の本が多かったですが、英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語など、各国の本が揃えてありました。日本語の本は4、5冊だけあり、借りて読んでみました。

図書室

日本語の本は、日本人の入院患者さんが置いていったものらしいです

病院で出版した本が買えるこのことで、アーユルヴェーダで使う薬草辞典みたいな本を1冊購入してみました。英語なので内容はよくわかりませんが…。

本を購入

500ページ以上ある薬草辞典、240ルピーでした

病院の表側は通りに面していますが、裏側は果てしなく続く椰子の森です。入院している病棟のフリースペースの窓から森がよく見え、ここで自由時間に読書をしたりお茶を飲んだりしていました。

フリースペース

窓の外は椰子の木だらけ

入院している間、日本人は病院の中でも外でも一度も見かけませんでした。日本からツアーで入院できるアーユルヴェーダの病院もありますがここはそうではないらしく、病院の外に出た時も遠巻きに見られてる感がすごかったです。インドに行ったらしつこいぐらい声をかけられるというイメージがありましたが、それは北インドで多いことらしく、南インドはシャイな人が多いのだそうです。

でも女性と子供は興味津々で話しかけてくれます。病院内で散歩をしていると女性や子供達が集まってきて、毎日賑やかでした。話を聞くと女性は20代前半で2、3人子供がいるのが普通だそうで、私の年齢(40代)で独身、一人で入院してるのがとても珍しいらしく、なぜ独身なのか?子供はいないのか?と質問ぜめでした。