健康になりたい

40代で喘息と好酸球性副鼻腔炎になりました。入院日記や健康ネタなどを書いています。

喘息、好酸球性副鼻腔炎、アレルギー持ち

アーユルヴェーダ病院に到着

インドに到着

出発前日は終電ギリギリまで残業して、朝羽田空港で上司と待ち合わせをしました。
急な入院は上司の海外出張の日程に合わせたためで、上司は病院まで一緒に行き入院手続きをしてくれました。入院書類も会話も全て英語だったため、本当に助かりました。
何から何までありがたいです!

 9時頃羽田出発の飛行機でシンガポール・チャンギ国際空港を経由し、南インドケララ州にあるコーチン国際空港に到着したのは22時頃でした。心なしかスパイスの香りが漂う気が…。

この日は空港の近くで宿泊し、カレーやチキンをいただきました。
ココナッツミルクと野菜のカレーは、見た目はタイのグリーンカレーに似ているけれど、甘みがありマイルドで美味しかったです。チキンは赤く染まっていたので辛いかと思いましたが程よくスパイスが効いていて、これも美味。お米やチャパティ(平べったいパンで、ココナッツミルクをかけて食べるそうです)と一緒にいただきました。日本にあるインド料理店は北インド料理が多いそうなのですが、今回訪問した南インドの料理はお米を主食としており、調理に油をあまり使わず野菜やココナッツミルクを沢山使い、あっさりしているのが特徴だそうです。
美味しすぎてモリモリと食べ、ぐっすりと眠りました。

翌日もカレーや海老の炒め物、チキンなど、美味しいご飯をいただきました。ココナッツミルクは庭で取った椰子の実を割り、果肉をすりおろしてその場で絞ったものでした。バナナの葉がお皿になっていて、海外に来たなあと気分が上がります。胃もたれしない優しい味で、でもスパイスが絶妙に効いていていくらでも食べられます。上司曰く、「入院したら病院食では肉やシーフードが出ないから、今のうちに食べておいてね」とのこと。

その後近くのスーパーマーケットで歯磨き粉や石鹸、飲み物など入院生活に必要なものを購入し、車で病院に向けて出発しました。

出発1週間前に名前がわかった病院は当時ネットで探しても英語の情報ばかりで、日本語の情報がほぼ見つかりませんでした。「地球の歩き方」にも病院近辺の情報は掲載されていなかったため、到着するまでは未知の世界。困ったなと思いつつ、何だかワクワクします。

病院に着きました!

入院する病院について、当時見つけられたネットの日本語情報だと、一番わかりやすかったのがAyurveda Lifeさんのこの記事でした。このページの3つ目の病院が、私の入院する病院のはず。

www.ayurvedalife.jp


3〜4時間ぐらい走ったでしょうか。やっとArya Vaidya Sala Kottakkalに到着しました。

www.aryavaidyasala.com

Arya Vaidya Sala Kottakkal

病院の門を入ってすぐの、受付前にて

到着したら受付で入院手続きをして、早速診察です。
事前に送った問診票を見ながら、病歴や現在の病状、普段の生活について質問され、脈診をされました。アーユルヴェーダでは、脈の状態で身体の状態や病気がわかるそうです。

診察後に入院する部屋に案内され、入院生活についての説明を受けました。
病室はスイートルームから12人同室のドミトリーまで、7種類あるそうです。
インドでも人気がある病院らしく、1番高い部屋と2番目に高い部屋しか空いていないと言われました。1番高い部屋はキッチンとバルコニー付きだそうで、飛び抜けて高かったです。上司に「1番高い部屋じゃなくていいの?」と何度も聞かれましたが、迷うことなく2番目の部屋に。ベッドが2つ、ソファ、テーブル、冷蔵庫もあり、一人には十分すぎる広さです。
部屋の料金表には1日あたりの料金と、2週間、3週間、4週間分の料金が記載されており、長期入院が基本だそうです。そのため配偶者や子供と一緒に入院するケースも多く、広い部屋が多いみたいです。

病室1

ソファの向かいに、壁掛けのテレビがあります

病室2

ベッドは2つ

病室3

ベッドの奥はシャワールームとクローゼット

部屋に荷物を運んだ後に上司が帰り、一人部屋で夕食をとりました。20時ぐらいに部屋でまた医師の診察があり、病状や身体の不調、嗜好品の摂取量(アルコールなど)、仕事の内容などを再度細かく質問されました。
そして入院中の決まりとして、夕食後は何も食べないこと、病院の外に出ないこと、夜は早く寝ることを言い渡されました。

この日は診察後にシャワーを浴びて、21時半には寝落ちしていました。普段寝るのは24時頃なのですが、さすがに疲れたみたいです。